玉川温泉 北投石 岩盤浴

玉川温泉湯治の会

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大噴・岩盤浴。北投石などを動画で紹介
 約3分 24.7MB(wmv)

玉川温泉 自然研究路
玉川温泉 自然研究路

 玉川温泉といえば「岩盤浴」が有名。
岩盤浴は旅館からすぐの「玉川温泉 自然研究路」にあります。

 自然研究路は一周1kmほどの遊歩道です。こちらは国立公園の敷地なので、入場・利用は自由です。

 なお、柵が設けられていて、ロープ外は立入厳禁が鉄則です。

 研究路には、他にもいろいろと特徴的なものがあります。

 

 
@ 幅3mの 湯の川

 A 薬師神社

 B 源泉 大噴
(おおぶき)

 C 特別天然記念物
   北投石

 D 
名物 天然岩盤浴

 E 
100以上の 噴気孔

 以前は、これに加えて「露天風呂」がありました。

玉川温泉 かつての露天風呂 玉川温泉 かつての露天風呂 玉川温泉 現在の露天風呂
かつての露天風呂 現在

 ちょうど岩盤浴テントのまん前、大勢の人が行き交う研究路のど真ん中。
何一つ隠すものとて無い野外で、大噴とは別の源泉から引いた乳白色の湯に浸るという、まことに野趣あふれるものでした。
 ただ、近年はほぼ足湯と化していましたが・・・

 しかし平成19年に襲った台風4号で土砂に埋没。掘り出したものの再開の目処が立たないのが現状です。

台風直後の岩盤浴テント 台風直後の大噴付近 土砂崩れ 台風直後の玉川温泉 露天風呂
(平成19年7月20日 台風直後の自然研究路)

 それでは、改めて自然研究路をご案内致しましょう。

 @ 湯の川
玉川温泉 湯の川 玉川温泉 湯の川と自然研究路
湯の川と自然研究路
玉川温泉 湯の花採取の樋

 大量にわき出る温泉は、幅3mの湯の川になって、湯気をもうもうと立てながら流れています。途中には湯の花を採る樋も見ることが出来ます。

 流れているのは混じりっけ無しの100%温泉。ただ一つの源泉から流れ出すお湯だけで、これほどの水量があります。

 流れているのはやけど必至の熱湯。火山性ガスの危険性もありますので、柵の中は立入厳禁です

 A 薬師神社(通称 温泉神社)
玉川温泉 自然研究路入口 玉川温泉 神社前の放射線浴
神社前
自然研究路入口
玉川温泉 温泉神社

 自然研究路に入ってすぐ左手は広場になっていて、奥に鳥居があります。
ここには湯治場らしく、薬師神社が鎮座しています。

 神社周辺にも、何人かが寝たり座ったりしている光景が見られます。
玉川温泉エリアでは、このあたりが一番放射線が強いという噂を聞きつけ、その効果を得ようとしている方々です。

 ただ、『山形観光(株)湯治の会』 長年の経験から申しますと、ここに何時間もの間滞在するのは、あまりおすすめ致しません。

 ここの放射線が比較的強いのは確かです。しかし、ここに長い時間居続けるリスクの方が大きいようです。

 ここは岩盤浴のように地面が温かくありません。いつまでもじっとしていると風邪をひきますし、何より有毒の火山性ガスが怖い。

 ここはくぼ地になっていて、空気より重いガスがたまりやすい地形です。

 ここで何時間も寝ていて、気分が悪くなったり、体調を崩したりする方がいるのは事実です。特に雨の日や風のない日は、有毒な硫化水素などが充満している危険性があるので、くれぐれも気を付けて下さい。

 ここに限らず、玉川温泉湯治は ほどほどが一番。早く効果を得たいあまり、頑張りすぎるとかえって体を損ねる結果になります。

玉川温泉 自然研究路 雨上がりの蒸気
 (雨上がりの情景)

 蒸気やガスが低く流れて、くぼ地に溜まっているのがおわかり頂けるでしょうか。
(↓動画もあります)


 こういう時は岩盤浴を避けるか、充分注意の上、短時間のご利用を心がけるべきです。

約2分半の動画です(wmv 20.0MB)

 B 源泉 大噴
玉川温泉 源泉 大噴アップ
玉川温泉 大噴前の自然研究路 蒸気吸入 玉川温泉 源泉から流れる湯の川の源
玉川温泉 湯の川 源泉付近

 一つの源泉としては湧出量日本一の源泉・大噴(おおぶき)。

 ph1.05の強酸性の、98度の熱湯が、爆音を上げながら一分間に約9000リットル※も沸き上がる様は圧巻!
 いろいろな意味で日本一の源泉です。

 大自然のパワーがとても強い場所だという事を、雄弁に語っています。ただ、万一落ちたら火傷どころでは済みませんので、もちろん柵内立入厳禁

 でも、最も濃厚な温泉蒸気が、最も多く吹き上げるのもこちら。

 気管支系の悩みをお持ちの方などが、蒸気吸入をするために大噴の前に座っています。そのため、ここだけ遊歩道が広くなっています。

※温泉は自然のものなので、ph値や湧出量は随時変わります。ここでは玉川温泉が発行している「湯治の手引き」の数値を記載致しました。

 C 北投石
玉川温泉 北投石の拡大写真 玉川温泉 北投石の看板
玉川温泉 北投石の丘から旅館方面を望む
北投石(埋める前の写真)
(しま模様の部分。黒い所は普通の石)
北投石の標識

 玉川温泉・代名詞の一つが「北投石」(ほくとうせき)。地球上でも、ここ玉川温泉と、台湾の北投(ペイトウ)温泉、南米のチリの3ヶ所にしか存在しない、世界的にも貴重な鉱物です。

 その割れ目を見ると、きれいな褐色と白のしま模様になっています。

 「北投石」は、湯の川にある普通の石の表面に、10年に1mmほどのペースでゆっくりと生成されるものです。その時の温泉成分の微妙な違いによって、年輪のような模様ができます。芯棒を中心に生地を重ねて作る、バームクーヘンのような感じ、と言えばイメージできますでしょうか。

 昭和27年、特別天然記念物に指定されて、厳重に保護されています。

 この北投石、玉川温泉のどこで見られるのか?とよく聞かれますが、残念ながら見ることはできません。
 盗掘を防ぐため、すべて地中に隠してありますから。

 大噴の向かい側に小高い丘があり、その前に「北投石」の看板。頂上には標識がありますが、ここもやはり地表にはありません。ご注意の程を。



 北投石が注目を集める理由。
それはラジウムを含み、常に微量の放射線を発する点にあります。
 微量の放射線には、生命力を刺激して全身の細胞を活性化させ、健康づくりに役立ってくれる「ホルミシス効果」がある。という学説もあります。

 また、北投石は、湯の花とは別物です。
湯の花は温泉の成分が沈んだだけの物ですが、北投石は温泉水に含まれる硫酸バリウムと硫酸鉛が化学変化を起こし、川底で結晶したものです。湯の花をただ固めても、北投石にはなりません。

 この時、バリウムイオンの一部が、ラジウムイオンとおきかわって結晶します。そのため温泉水や湯の花よりも、たくさんのラジウムを含むようになります。(天然のものなので、ラジウム含有量は一律ではありません)

 玉川温泉ビジターセンターに行くと、北投石の小片があります。
北投石と、湯の花が固まった物に、どれほどの違いがあるのかを、実際に測ってみることができますので、興味のある方はお試し下さい。

 D 天然岩盤浴
玉川温泉 岩盤浴テント オンドル
岩盤浴テントは3張。順番待ちの列ができている
玉川温泉 岩盤浴 テント周辺
テント周辺でも岩盤浴は可能。蒸気で食べ物を蒸かす人もいる。
玉川温泉 岩盤浴 地獄森の前
岩盤浴ができる場所は、広範囲に点在している
玉川温泉 おおにぎわいの岩盤浴テント 玉川温泉 早朝の岩盤浴
晴れた週末には大賑わい 早朝の岩盤は、蒸気がすごい

 玉川温泉湯治における、もう一つの柱が「岩盤浴」

 宿泊客のみならず、岩盤浴をするために1時間以上離れた旅館や町から通ってくる人たちで、平日でもテント前に行列ができるほどの人気です。

 この一帯は国有地ですが、玉川温泉で7789uを岩盤浴地として借りています。利用は無料で、予約もいりません。順番を守ってご利用下さい。



 玉川温泉の岩盤浴とは・・・

 地熱が40〜50度になっている岩場にゴザを敷き、毛布をかぶって寝転がる。 すると遠赤外線で体が芯から温められて、サウナ以上ともいわれる大量の汗が出てきます。全然ベタベタせず、不思議なくらい気持ちの良い汗です。

 岩盤浴には、このような効果が認められています。

★大量に汗をかいて、体内にたまった老廃物や体毒などを抜いてくれる
 「デトックス効果」「ダイエット効果」

★遠赤外線で体の奥からあったまる「温熱効果」

★源泉から吹き上がる「温泉蒸気の吸入効果」

★山のきれいな空気の中で行うことによる「森林浴効果」

 また、放射線による「ホルミシス効果」や、ここで発生している「マイナスイオンの効果」があるという説もあります。

 いろいろな効果が重なって、高い療養効果をもたらしてくれる。
それが「玉川温泉の岩盤浴」 大人気の理由です。



 基本的な利用法は・・・

@地面が温かくなっている任意の場所に、ゴザを敷く

A寝転がって毛布をかぶり、頭に枕代わりのバスタオル等を置く

Bうつぶせは禁物。(地表にたまる有害ガスを吸いやすいため)

C一回あたり40分以内がめやす。じっとしていると低温やけどの可能性もあるので、寝入ったりしないで、時々体を動かしながら行って下さい。あまり長時間続けると、低温やけどや脱水症状を起こす可能性があります。

D岩盤浴および入浴は、とても体力を使います。一回するごとに最低1時間以上はゆっくり休んで下さい。無理しても体が保ちません。

 雨の日や空腹時、だるい時に無理して行うのは避けましょう。

 みんなで使う岩盤浴です。
ゆずりあい精神のもと、マナーを守ってご利用下さい。



 岩盤浴ができる場所は・・・

 岩盤浴で一番混み合うのはテント。20人は入れる大型テントが3つありますが、いつも順番待ちの状態です。天候を気にしなくていい点に加え、温度が高めで、岩場もわりと平らな所が人気のようです。

 ただ、岩盤浴ができるのはテントの中だけではありません。上の写真のように、テント周辺をはじめ、かなり広い範囲ですることができます。

 自然の地熱ですので、同じ所でも温度は日によってまちまち。また温かい場所もときどき移り変わります。『テント内では熱すぎる!』という人もいるようですので、あいている所で、丁度いい温度の場所を探すのも手です。



 利用時間は・・・

 まいにち朝7時と夕方5時には、掃除・消毒のため利用できません。これ以外はいつでも出入り可能ですが、夜中はやめておきましょう
(※テントの利用時間は、本来6:00〜17:00になっております)

 暗い岩場で転べばケガをしますし、深夜の外出は何かと物騒です。
なにより、ここは人里離れた山の中。ひとけが無くなる夜間は、熊が出没することもあり、たいへん危険です。

 それに、普段は寝ている時間に無理して起きたりすると、生活リズムが狂って、家に帰ってから苦労することになります。

 日没後に岩盤浴をするのは、おすすめできません。

 E 噴気孔
玉川温泉 地獄森
地獄森
玉川温泉 地獄森前 噴気孔
玉川温泉 噴気孔アップ
玉川温泉 噴気孔と自然研究路 玉川温泉 噴気孔と自然研究路 遠景
玉川温泉 殺生窪 ビジターセンターの解説パネル

 自然観察路には、遊歩道ぞいにロープが張ってあります。国立公園のロープときたら、たいてい自然保護のためですが、ここは違う。

 ロープは身の安全を守るためのもの。立入厳禁です。
その最大の理由が、この噴気孔。

 100ヶ所以上から吹き上げる蒸気の温度は100度以上!
しかも噴き出し方は不安定。急に向きが変わったり、激しく噴き出したりして、やけどする危険性があります。

 慣れた方が蒸気の出ている所で、野菜やにんにく、卵などを焼いていたりしますが、経験による見極めや、火傷しないための下準備をしての事です。初心者はやめた方がいいでしょう。素人が手を出すと、文字通りやけどします。

 その上、蒸気は有毒ガスを含む場合もあり、ここから少し離れた谷間では、ガスによる死亡事故さえ起きています。(そうした場所には、叫び沢や殺生窪、毒ガス沢など、いかにもな地名がついています。)

 基本的に、ロープの内側なら安全です。まれにロープ外で岩盤浴をしている方もいるようですが、危険ですのでおやめ下さい。

玉川温泉とは 玉川温泉 温泉と大浴場 玉川温泉 館内のご案内
玉川温泉 湯治の用意 玉川温泉 よくある質問
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